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ピロリ菌

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ピロリ菌とは?

ピロリ菌は胃の粘膜に生息しているらせんの形をした細菌です。
ピロリ菌が胃がんや胃炎や胃潰霧などの胃の病気に深く関わっていることが明らかにされています。

ピロリ菌はどんな病気を起こす?

ピロリ菌に感染すると胃に炎症を起こすことが確認されていますが、ほとんどの人は症状を自覚しません。

ピロリ菌の感染による炎症が続くと、感染部位が広がってヘリコバクター・ピロリ感染胃炎になります。長い期間炎症が続くと、胃粘膜の胃酸などを分泌する組織が消失した状態(萎縮性胃炎)になります。さらに進むと、胃粘膜は腸の粘膜のようになります。その後、一部の患者さんでは、胃がんになることも報告されています。
胃潰傷、十二指腸潰瘍の患者さんは、ピロリ菌に感染していることが多く、潰瘍の発症ならびに再発に関係していることがわかっています。

ピロリ菌の検査

ピロリ菌を調べる検査

一般的には内視鏡(胃カメラ)を用いた検査と、内視鏡を用いない検査に分けられます。
健康保険でピロリ菌の有無の検査を行う場合には、必ず胃カメラを受けて保険の適応となる病気と診断されなければなりません。健康保険で治療する場合も胃カメラ検査が必須です。

ピロリ菌に感染していたら除菌はするべき?

 

日本人のピロリ菌感染者の数は約3,500万人といわれており、ほとんどのピロリ菌感染者は、症状もなく、健康に暮らしていますが、日本ヘリコバクター学会のガイドラインでは、ピロリ菌に関連する疾患の治療および予防のため、ピロリ菌感染者のすべてに除菌療法を受けることが強く勧められています。

除菌療法の成功率

 

お薬を服用すれば、1回目の除菌療法の成功率は約70%といわれています。1回目の除菌療法でピロリ菌が除菌できなかった場合は、再び除菌療法を行います。この方法で行うと2回目の除菌療法は約80%を超える確率で成功し、1回目と2回目の除菌療法を合わせた除菌率は約97%を超えます。